コンサータを切らさないために②
前回先延ばしににしていた、
薬を貰う面倒くささの軽減について考えたいと思います。
まず現状の薬をもらうプロセスを詳細に具体化し、その中で定型化や他人に任せることが可能な部分がないかを考えます。
( 0.前回診察時に次回予約をする)
- コンサータの残数が10錠を切っていることに気づく
- スケジュールアプリを開く
- 主治医が診療を受付ている曜日、時間を確認する。
- スケジュールを確認し、予約日時の候補を3つ確認する
- 病院の予約をすると決意する
- 予約受付時間か確認する
- メモ帳とペンを用意する
- 連絡帳アプリから病院の電話番号を出す
- 電話をかける
- はじめに話す言葉を考える
- 冒頭あいさつ
- 予約希望時間を伝える
- 予約を受け付けられる
- メモ帳にペンで控える
- 終了あいさつ
- スケジュールアプリを開く
- スケジュールに予約を入れる
- スケジュールの通知で予約当日であることを思い出す
- 予約の30分前に家を出る
- 予約の10分前に病院につく
- 診察券と保険証をわたす
検討すべきは、0. 3. 4. です。
まずは
- 3.主治医が診療を受付ている曜日、時間を確認する。
について
主治医が担当している曜日と時間を把握します。
主治医以外が担当の日でも構わないのかを確認します。
次に
- 4.スケジュールを確認し、予約日時の候補を3つ確認する
について
コンサータが全ての活動の基礎をなしているので、最優先に予約を入れます。ほかに予定があれば、原則キャンセルします。
- 0.前回診察時に次回予約をする
について
これが一番大きな課題です。いつも次回予約をするのですが、だいたい「面倒くさいし、まだ薬残ってるし、まだいいや」と考えてすっぽかしてしまいます。
改めて予約する必要のないボーナスチャンスをみすみす逃しているのです。さらに、この予約をすっぽかすことでもっと行きづらくなってしまうのです。
ここまでに検討している一般的な予約に関する問題点とは別に、事前予約に関して存在する問題点は
「まだ薬は残ってるし」
という点にあります。
スケジュール通り薬が減っていれば、予定通り受診にいくのです。
「スケジュール通りに薬が減らない」ことは、
「いつ薬がなくなるか分からず残数の認知が困難になる」という問題を新たに生じさせます。これについては父に残数を訊ねてもらい、薬が残り10を切れば問答無用に予約するという方法で対処します。
一方「スケジュール通りに薬が減らない」問題の原因は、毎日薬を飲まないことにあります。
なぜ毎日決まって薬を飲まないかというと、
・薬が高いためケチる(金銭要因)
・積極的に休薬日を設けたい(健康要因)
の2要因があります。
なぜ積極的に休薬日を設けたいのかというと、
・(自覚的な)副作用がしんどい
・(無自覚的な)肉体への長期的ダメージが心配
・耐性がつくのが心配
なぜ耐性がつくのが心配かというと、耐性がつくとより容量を増やす必要があるので
・処方可能最大量でも効かなくなったらこまる
・(無自覚的な)肉体への長期的ダメージが一層心配
・薬がますます高くなる
毎日決まって薬を飲まない要因のうち、金銭要因については、前回検討した自立支援医療制度によって解決できます。
問題は健康要因です。
副作用、長期的ダメージ、耐性についてはコントロールが難しいです。
副作用と長期的ダメージについては、薬の効果と比べるとしょうがないと受け入れられます。
ただ、耐性がつくのは怖い。
僕はコンサータを飲んでもう5年目です。
初めは一日にコンサータを18g一錠でも多少は効いていました。
今はコンサータを18g✖️2錠(36g)を毎日飲んでいます。
これでもなかなか効かなくなってきて、18g✖️3錠(54g)飲まないとあまり効かず、めちゃくちゃ効いている感じはありません。
薬をケチって休み休み飲んでいる現状でもこれだけ耐性がついていっているので、毎日休まず飲むとなると心配です。
耐性については、主治医に相談して決めます。ADHDへの薬に、コンサータのほかストラテラという薬もあります。
コンサータとストラテラの併用で耐性がつくのを抑えられるかもしれません。
なぜ毎日薬を飲まないかについて検討しましたが、別に薬がまだ残っていても前回予約の通りに受診できれば構わないのです。
多少薬が余って持ち越されても、非常用に持っていてもいいし。自立支援医療制度を活用すれば、「余計に薬をもらってお金を無駄遣いしている」という心理的抵抗感も軽減できます。
結論としては、前回受診時の予約に必ず受診することにします。
受診時の予約をすっぽかし、新たに予約を取り直すことは、コンサータが無くなり生活が回らなくなるリスクです。
受診時の予約のありがたみを認識し、絶対に死守すること。
そのためには診察の後、会計の前にスケジュールを確認し、次回予約を決めてから会計をします。
また、なるべく毎日薬を飲み、予約時には残数が10を切っているようにすること。(耐性についてはストラテラとの併用を念頭に主治医に相談)
このような方針でコンサータを切らさないようにしたいと思います。