行政法
理由提示の程度は、 「理由提示の趣旨が ①行政庁の判断の慎重・合理性を担保し その恣意を抑制するとともに ②処分の理由を相手方に知らせて 不服申し立ての便宜を図る点 にある。」 「かかる趣旨に鑑みると、理由提示は、 ①いかなる事実関係に基づき ②いかな…
「違法性の承継の許否は、 ①先行処分の法的効果を 早期確定するメリット と ②例外として 後行処分の段階で 先行行為の違法を争うことの、 原告の権利利益救済における重要性 のバランスにより判断する必要がある」 ので、 「①先行処分が後行処分と 同一の目…
行政法の勉強をしています。 基本書(教科書) を眺めるだけでは目がするする滑って全く頭に入らないので、重要なところは英語にしてノートにとってます。翻訳することで、なんとなく見過ごしてたところが発見できたりもします。 行政法で超頻出ワードは、「処…
国家賠償法(State Redress Act)は、たった6条だけのシンプルな法律です。(解釈がシンプルとは限らない…) 行政の行為でなんか損害を受けた時は、国家賠償法1条1項で国に賠償を求めます。最近の、東日本大震災での津波で、先生の誘導が不適切だったから小学生…
日本法の法律用語は英語でどう訳すんだろうなーって思ってたんですが、便利なものを見つけました。 法務省が作ってる、「日本法令外国語訳データベースシステム」です。 日本法令外国語訳データベースシステム - 辞書検索 - [五十音/ABC検索] pdfでダウンロ…
処分性とは、取消訴訟の訴訟要件の一つ。 「行政庁の処分とは、①公権力の主体たる国家または公共団体が行う行為のうち、②その行為によって、直接国民の権利義務を形成しまたはその範囲を確定することが、法律上認められているものをいう」 (大田区ゴミ処理場…
サブカルの街、下北沢は行政法で有名です。私も昔よく下りてました。 下北沢駅が舞台となったら小田急高架事件では、行訴法9条2項の解釈が示されました。 都市計画事業の事業地外の住民にも原告適格を拡大した、画期的な超重要判例です。 ます「法律上の利益…
処分性(disposition?) 訴えの利益 原告適格(standing to sue) 被告適格(standing to be sued) 不服申し立て前置 出訴期間(statute of limitations for filing an action) 管轄裁判所(court with jurisdiction) の7つ
1. 行訴法9条1項にいう「法律上の利益」の解釈について述べよ。 処分又は採決の取消訴訟は、当該処分又は採決の取消しを求めるにつき法律上の利益を有する者に限り、提起することができる(行訴法9条1項)が、法律上の利益の意味するところが問題となる。
「事例研究 行政法』の問題2をやりました。 ラブホテル業者が、とあるところにラブホテルを建てるため、県に建築確認申請をしようとしています(建築基準法6条) ところが建築予定地の市が上乗せ的にラブホ規制の条例を制定していて、市はラブホ建設に同意しま…
個人タクシーが死亡事故を起こしたみたいですね。テレビで見ました。 報道によると、容疑者はベテランの運転手だったけど、ブレーキ痕がなくて、アクセルとブレーキの踏み間違いの可能性があるとか。 個人タクシーの開業には、会社でのタクシーとかハイヤー…