強み診断テストVIA-ISをやってみた
自分の強みを診断できるVIA-ISというテストをネットでやってみた。
アメリカでは割とメジャーな強み診断らしく、コカコーラやIBMも取り入れているらしい。
簡単なアカウント登録が必要だったが、日本語でもテストを受けられた。
こんな感じ。
僕がやってみた結果は…
好奇心が1位だった。好奇心、審美眼愛情、向学心、創造性と並ぶ。
VIA-ISでは人間の強み24個についてランキングが出る。そのうち5位までが、主な強みだ。
VIA-ISは "Values in Action Inventory of Strengths" の略で、「行動における価値 : 強み目録」みたいな感じ。
心理学の学派のなかで、それぞれの個性や強みに着目しているのが「ポジティブ心理学」と呼ばれる学派だが、その流れにあるようだ。
診断サイトはFree Character Strengths Study at VIA Characterから。
ユーティリティプレイヤー?
就職面接でよく言われることがある。
「なんでも出来るんだろうけど、なんでウチなの?」一次面接はまぁ優秀っぽいからと通過しても、選考が進んでくると「なぜウチなのか」「軸がなんなのか」を問われ落とされてしまう。官庁訪問でも、結構いきたかった会社でもそうだった。
僕は基本的に「面白そう!」というその場の好奇心で動いているので、軸などない。軸など見つかるのか?「やりたいこと」なんて見つかるのか?
1つの方法は、経験してみることだ。経験せずに想像力だけで「やりたいこと」を探すのには限界がある。遠くに行ってみて、現場をみてみる。福島県なり北海道なりカンボジアなりアメリカに行ってみる。
色んな会社の人にあってみる。仕事の現場を見せてもらう。「なんとかしたい!」「楽しそう!」「なんか知らんけど気になる!」そういった感情が自然に湧いてくるものが、「軸」になるのだろう。感情は、経験によって生じる。「軸」が感情の束だと考えると、プラスの感情が湧き出る経験を積むしかない。経験を積むために、行動を起こそう。
もう1つの方法は、消去法だ。「やりたいこと」が分からなくても、「これはやりたくないなぁ〜」というのは分かったりする。僕の場合は、「銀行は避けたいなぁ」と思っている。行動を起こし、銀行の人に話を聞いてみてもその気持ちは変わらない。素材メーカーもなんとなく遠慮したい。自分は興味で動いている人間なのに、まるで興味が湧かないのだ。
こうして、経験をひろめつつ、やりたくないことを潰していくのが、僕のような軸を探している人にとって現実的だ。
人として軸がブレているというか、もともと軸が無い。
世の中の多くの人が「軸」なるものを発見しているのが信じがたい。みんな嘘ついてるだけかもしれないが。
僕みたいなこれといった軸がない一方で、なんでも出来そうな人を「ユーティリティプレイヤー」と言ったりするらしい。もともと野球やサッカーなどのスポーツで使われた言葉で、色んなポジションを担えるプレイヤーという意味らしい。よく言えばジェネラリスト、悪く言えば何でも屋。
僕は好奇心がやたらと旺盛なので、組織に入っても営業や企画、人事とか法務とかなんでもやってみたいし、程度はあれ人並みに出来ると思う。それは逆に言えば専門性が低いということでもある。
しかし、組織にとって数合わせに都合が良く、組織全体のことを意識して仕事ができる点で有用だ。また、色んな部署を回って組織内で広い人脈を作れる。味方を作れる。
何でも屋であるユーティリティプレイヤーの成功の鍵は、色んな所に顔を出して味方をどれだけ増やすかにかかっている。かも。
就活は割り切り
自分の素をさらけ出して、理解してくれるところで働きたいという思いがある。
しかしそれは傲慢な願望だ。
あるがままの自己でなく、相手の求める人物像にパッケージングしなければならない。そんなことは分かりきっていたが、面接で嘘八百並び立てているうちに、やっぱりそれしかないなという気になった。
面接は嘘つきコンテスト会場でしかない。
昨日読んだはてな匿名ダイアリーの記事がその点について面白いことを書いていた。
ゲイがカミングアウトすることは容易でない。ゲイは家族や周囲に嘘をつき続けて生きている、嘘つきのプロだ。嘘をつかざるを得ない状況に、追い込まれて生きているのだから。
そんなゲイが嘘つき大会の就活に出向けば無双するのは当然か。
お好み焼きを食べた
先月一緒に官庁訪問した友達と会った。
新宿でお好み焼きを食べた。
彼とは第1クールの初日を一緒に回った。第1クールに回った3つは全てだめだったらしい。しかしその後、なんと第2クールの3日目に突撃した、財務省の某外局に内定したらしい。
財務省の本省より圧倒的に立場が弱くポストもないし、官庁ヒエラルキーの中でも高くない役所なので今も少し悩んでいるらしい。最終的に行くだろう、とは言っていたが。
ポストは財務省本省の課長が最高らしい。課長になれなかったら、地方の出先機関にいくとか。ポストがないからと言って転職も難しい。
そもそも、公務員は転職が難しい。民間企業で必要なスキルが身に付かないからだ。官僚の仕事は法案作成と、予算調整だ。民間企業では法律なんて作らないし、国会対応もない。民間企業でも法務はあるが、官僚が強いのは行政法で、民間企業で必要な民事法は弱い。
ファシリテーターの研修
友達の紹介で、とある団体で高校生のワークショップのお手伝いをすることになりました。
ワークショップの指導する人をファシリテーターというらしいです。
今日はファシリテーターの研修にいきました。5人のグループで、「高校の科目に付け加えるべき科目とは」といったお題で議論しました。その議論の舵取りを行う練習なのですが、これが案外難しい。
練習ということで、ファシリテーター以外の人は高校生役をします。その際、「積極的だが的外れなことを言う」とか、「やる気がなく発言しない」などやっかいな役を演じます。
たとえば、積極的な的外れ君はスマブラを高校の科目に加えるべきという主張にこだわったり、やる気ない子は全然喋ってくれません。
スマブラのような意見に対しても、それを否定することなく、スマブラで何を学べるのかといった要素(協力プレイなど)を取り出してきて、それを生かす方向に議論をもっていきます。