中国人と将棋会館に

知人の中国人留学生が、千駄ヶ谷のの将棋会館に行きたいらしい。付き添いを頼まれたので、行ってきます。将棋分からないんだけど、まあいいかな。

 

彼は中国東北地方の瀋陽出身で今東大の院で政治学を勉強しているらしい。

中国と日本のどちらで研究者になるか考え中だそう。待遇は中国の方がかなりいいらしいけど、研究分野が分野だけに自由な研究ができるかどうかもあるので。

 

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千駄ヶ谷将棋会館に来ました。

一階がお土産品フロアです。彼に話を聴くと、将棋好きでアマチュアで相当な腕前の友達に、誕生日プレゼントを買いに来たらしい。本人は将棋できないとか笑

 

何を買ったらいいか迷っていたので、羽生善治の「知」という字が焼き付けられた湯のみを勧めておきました。800円くらい。

 

扇子と湯のみで迷いました。

扇子は有名棋士の書が印刷されたもので、2000円くらい。

 

プレゼント相手の好みの棋士は分かりません。扇子は対局中に扇ぐことを考えると、好きでもない棋士の扇子は雑念が入るので良くないと思いました。

 

なので、家で普段使いできる湯のみの方が失敗がないかなと思いました。湯のみにも3種類ほどあって、その中でも羽生善治のものを選びました。

 

将棋指す人で、羽生さんを嫌いな人っていないと思うので。

 

彼には選ぶの手伝ってくれてとっても感謝されました。嬉しいです。

 

 

将棋会館の目の前に、鳩森八幡神社という神社があります。けっこう有名な神社なのですが、富士塚というので有名です。

 

富士塚というのは、ミニチュアの富士山です。江戸時代、富士山への信仰が流行した時に、なかなか富士山までは行けない。そこで富士山の岩を据え付けた小高い塚を作り、そこを登れば富士登山と同じご利益があるということになったのです。

 

かなり前から行ってみたかったので、鳩森八幡神社富士塚に登れてよかったです。

 

ところで、この時ぼくは神社や富士塚でも柏手を打ってお参りしたかったのですが、しませんでした。中国人の友人と来ていたからです。

 

神社にお参りすることはあまりしたくないと内心思っている中国人もいます。彼は長いこと日本で暮らしていて、とても親日なので大丈夫だとは思いますけど。

 

追記

湯のみをプレゼントした相手が羽生さんのファンらしく、僕が勧めた湯のみがドンピシャだったみたいです。めっちゃありがたがられました。ぼくは今中国語を勉強してるので、お返しに中国語なんでも教えてくれるとか。やったね。