自分の素をさらけ出して、理解してくれるところで働きたいという思いがある。
しかしそれは傲慢な願望だ。
あるがままの自己でなく、相手の求める人物像にパッケージングしなければならない。そんなことは分かりきっていたが、面接で嘘八百並び立てているうちに、やっぱりそれしかないなという気になった。
面接は嘘つきコンテスト会場でしかない。
昨日読んだはてな匿名ダイアリーの記事がその点について面白いことを書いていた。
ゲイがカミングアウトすることは容易でない。ゲイは家族や周囲に嘘をつき続けて生きている、嘘つきのプロだ。嘘をつかざるを得ない状況に、追い込まれて生きているのだから。
そんなゲイが嘘つき大会の就活に出向けば無双するのは当然か。