官庁訪問の顛末
最後の最後に落とされました。
もともと志望していたいわゆる某五大官庁A省(一日目に訪問)から、
官庁訪問中に別の某五大官庁B省(二日目に訪問)に志望を変えました。
B省では非常に評価されました。
知らなかったのですが、B省は説明会の参加や1日目に訪問することなど、非公式な評価要素を非常に重視するところのようです。知らずにB省を第1・2クールの二日目に訪問した僕ですが、すいすいと進み、第3クールにのこりました。
通常Bでは第2クールで評価がほぼ固まり、第3クールで切られることはありません。第3クールに訪問していた人は、僕以外全員実質内定を伝えられていて、あとは僕をとるかとらないかという一点だったようです。
控室では他の志望者(内定済)に人事の対策を伝えられたり、一緒に志望動機を練るのを手伝ってくれたりと、もう同期になるような感じでした。
しかし、最後の最後で採用の実質決定者との面談で、落とされました。
B省は非常にやめないことを重視するため、志望動機を重視するようです。私がこれまでずっと目指していたA省からなぜB省に変えたのか。つまるところその理由、僕の行動原理に納得してもらえませんでした。
能力、人柄はもうしぶんないし業務への関心もあるから採用したい。ただ好奇心が広すぎるので、またほかのところへ行ってしまうのではないかという、リスク。そのリスクをとるのにふんぎれなかったそうです。
これまで説明会に足しげく参加していたり、第一クール1日目に訪問していたら採用していたらしいです。採用担当が上司を説得する材料になったのかもしれません。
たしかにやめられるリスクはあるが他の人が苦労するような壁を難なく乗り越えてくれるのではないかと言って、僕を採用するよう意見してくれた方もいたらしく、それは本当に嬉しいです。
自分が本当に異色なんだなあということを認識させられました。もっと内省して軸を作れと言われました。これから仕事探さないと。