帰納と演繹
ヒュームやってる友達と、帰納と演繹の話をしてました。
法律でも、帰納と演繹の二大系統があります。
イギリス🇬🇧、アメリカ🇺🇸、オーストラリア🇦🇺、インド🇮🇳などイギリスに由来する英米(コモンロー)法系は帰納法的で、
ドイツ🇩🇪、フランス🇫🇷、イタリア🇮🇹、日本🇯🇵などの大陸法系は演繹的です。
英米法は法律をあんまり制定しなくて、
事件が起こったらその場その場で裁判官が判断して、それが判例になります。だから裁判官が法律を作ってるようなものです。裁判は主に過去の判例によって裁かれます。過去の経験から一般原則を生み出すのが帰納法的ですね。
こういう世界もあるんですね!びっくり!って感じです。はじめて知ったときはえ〜って感じでした。日本のやり方が全てじゃないんですね。
対して大陸法では、あらかじめ法律が議会でつくられて、システマティックな体型の中で論理の操作によって裁判は行われます。基本的に。演繹的ですね。
日本はこちらです。というか、それが普通ですよね、日本人としては。ところがアメリカは基本的にこっちじゃないんですよ。びっくり。