モスバーガーで哲学のはなし

今日は哲学やってる友達とモスバーガーを食べながら話しました。

 

友達は奈良県南端の、十津川郷士で有名な十津川郷にいってきらしいです。すごい!あと京都で貴船神社とか鞍馬山とか伏見稲荷に参ったとか。元気だな。

 

ヒュームをやってるらしく、私もこないだ読んだカントについての本でカントがめっちゃヒュームに影響受けたと知ったので割と興味ありました。

 

カントがそれまで自明と思っていた因果関係が、実は経験的な思い込みにすぎないという可能性を示されて、カントはめちゃくちゃ衝撃をうけたらしいです。

 

ちなみにカントが最も影響を受けたのは、ヒュームとルソーです。たぶん。

 

私は仏教が好きなのですが、仏教の縁起説では因果関係を科学的因果関係よりも拡張して捉えるので、わりとヒュームには親和的です。

 

友達は以前から科学哲学が好きだったので、科学的因果関係の批判という意味でヒュームな興味ぶかいみたいです。

 

因果関係に対する懐疑は、ポストモダンにもありますけどヒュームとはアプローチが違うそうで、哲学界隈では最近ヒュームがキテるらしいです。

 

ヒューム好きな人は、フッサールデカルトプラトンとかが好きな人が多いそう。

 

ハイデガー好きはアリストテレス好きだったりするとか。

 

友達の先生によれば、20世紀はプラトン傾向が強かったのが、最近はアリストテレスよりになってるらしいです。よくわからんけど、20世紀の大きな物語への志向がプラトンっぽいってことなのでしょう。

 

ぼくはオカルトとか宗教とか好きなので断然プラトン派ですね。あとストア派哲学が好きです。

 

ト・ヘーゲモニコンという言葉の響きが好きです。ト・ヘーゲモニコンは指導理性と訳されたりしますが、ストア派では人間が遍く有する宇宙の意思のカケラみたいな感じです。汎神論っぽくて私の思想には合ってるので好きです。

 

その友達はわりとロジカル系なのでアリストテレスの方が好きなのかなと思ったら、友達もプラトン派と聞いて意外でした。プラトンはうんうんそうだよね、と面白く読めるそうですが、アリストテレスは??って感じらしいです。ハイデガーもそうらしい。

 

プラトンとかデカルトとか、数学やってるとイデアよりになる傾向にあるっぽいですね。宗教的秘密結社作ってたピタゴラスもそう。

 

友達は高校生の頃デカルト方法序説を読んで哲学に目覚めたらしいですが、ぼくは大学に入って図書館で方法序説を借りて読まずに返した記憶しかないです。