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国家責任条文

国際法における国家責任について定めた国家責任条文は、思い切った論理構成をとる。 国家責任が問題となるのは、例えば日本人がオーストラリアで裁判を拒否されたり、日本の会社がロシアで官民共同の石油採掘事業をしていたところ、突然契約を解除されて損害…

海洋法

瀬戸内海は内水なので、日本の国家領域の一部であり、外国の船を通らせなくても良い(無害通航権なし) 領海には無害通航権あり。 ジブラルタル海峡は国際海峡 であり、通過通行権が認められる。 一方アカバ湾は、EEZと領海を結ぶ海峡なので、通過通過権でなく…

トランプ大統領への国連の対応

トランプ大統領が、難民と中東7カ国の国籍者のアメリカへの入国を禁止する大統領命令をだしました。 国連はどうするのかなーと思って国連のホームページみたりしてもアメリカに触れられてなかったです。 やっぱり国連事務総長が一国を大っぴらに批判するのは…

トランプの執行命令

金曜の夜に出たという、アメリカの執行命令(Executive Order)で、難民は120日、イラン・イラク・イエメンとか7カ国の人は90日、アメリカに入国できなくなってます。 全米で抗議デモがすごいらしいですね。 Executive Order(執行命令)は、大統領が議会を通さ…

トランプやば

トランプ大統領が水責め復活させるのに意欲を見せているとか。 水責めは拷問の一種だと思うんですけど 「拷問の禁止」は疑いなく国際法の強行規範(peremptory norm)なので、これに反する条約は全て無効になります。

インターハンデル事件

今日は国際法の判例の、インターハンデル事件を勉強しました。 インターハンデル事件(Interhandel case)は、スイスとアメリカが争った裁判です。 国際司法裁判所(ICJ)で国際裁判やるためには、「国内法において救済の手段尽くしてから来てね〜」という、 国…

国際法は役に立たない?

法律のなかでも、国際法が一番好きです。でも、役に立つやつの方がいいな〜と思うこともあります。 行政法とか民法とか商法とか商法とか。 法律系の資格試験でも、民法と行政法は必須です。かたや国際法はほとんど試験科目にないです。選択科目に時々あった…

自由権規約委員

人権に関する監督を行っている、国連の機関で自由権規約委員会というのがあります。 その委員を務めてる先生にお話を聞く機会がありました。 自由権規約委員会という国連の組織は、自由権規約という条約に加入している国がきちんと条約の通り人権を守ってい…

南西アフリカ事件⑦

南西アフリカは、今どんな地位にあるのか。 「戦前の委任統治の関係は今も続行してるのか」と、 「監督は誰がするのか」と、 「信託統治制度に移行する義務があるか」が肝です。 すると、おおよそ以下の場合が考えられます。 (1)国際連盟は解散したので、そ…

南西アフリカ事件⑥

無視を決め込む南アフリカ🇿🇦を前に、 国連総会は国際司法裁判所(ICJ)に対して、勧告的意見(Advisory Opinion)を求めました。 「この問題、法律的にはどやろ。ICJさん教えちくり〜」って感じです。 ICJさんに国連総会がお尋ねしたのは、次の点です。 「南西アフ…

南西アフリカ事件⑤

南アフリカが委任統治する南西アフリカについて、新しい信託統治制度に移行する義務が、南アフリカにあるのかが、この南西アフリカ事件のテーマです。 国際連盟を国際連合が、実質的には継承してるといっても、別の団体です。 国際連盟では日本は理事国の一…

南西アフリカ事件④

そんなこんなで南西アフリカは、南アフリカの委任統治領としてあったんですけど、第二次大戦が始まって、終わりました。 国際連盟は、第一次大戦のような悲惨な戦争を起こさないために作られたんでした。でも、起こっちゃいました。失敗です。 そして戦争防…

南西アフリカ事件③

国際連盟のもと生まれた委任統治制度は、委任統治の受任国(引き受ける国、南アフリカ)に対し、国際連盟の監督が加わることが画期的なのでした。 では、どのように国際連盟は南西アフリカを委任統治する南アフリカを監督するのか。 委任統治のことは、国際連…

南西アフリカ事件②

第一次大戦を経て、植民地所有の言い訳として生まれた委任統治とは、なんでしょうか。 第一次大戦という空前の大戦争を経験して、国際社会(という名前のヨーロッパとアメリカ)は、今後おなじような戦争を起こさないために、アメリカが提唱して国際連「盟」(t…

南西アフリカ事件①

ナミビアという国が、アフリカ大陸のいちばん左下の方にあります。 この国をめぐって起こされた裁判が、今回取り上げる南西アフリカ事件です。 そこで争われたのは、「委任統治」ってなに?ということでした。(おいおい説明します) ナミビアは、1990年に独立…

ノルウェー公債事件④

ノルウェー公債事件では、自己判断留保と相互主義が問題になりました。 相互主義は、争うならフェアでということでした。フランスが自己判断留保をつけていると、敵であるノルウェーは自分で自己判断留保をつけていなくても、フランスがつけた自己判断留保が…

ノルウェー公債事件③

ノルウェーもフランスも、トラブルがあったらICJで決着をつけるよと事前にICJに加入していました。 ところが、フランスがつけていた留保が問題になったんです。 フランスは、「ICJには入るけど、トラブルがICJで国際的に裁く問題か、うちとこの国の中で裁く…

ノルウェー公債事件①

今日はノルウェー公債事件って事件のことを調べたりしました。 1957年にノルウェーとフランスが国際司法裁判所ってところでバトった裁判です。ちなみにノルウェーがかちました✌️ どんなトラブルがあったかと言うと、 1885年ごろにノルウェーが金(ゴールドで…

南西アフリカ事件か、人権規範の歴史か

論文のテーマで悩んでます。 南西アフリカ事件についてか、国際人権法規範の基礎となる人権思想の受容史か。 すぐに書ける方で書きたいけど。 南西アフリカの方が書き始めてるし、字数を埋めることは出来るかな。 南西アフリカ事件だと ・委任統治と信託統治…